台湾旅行で便利!悠遊カード(ようようカード)の買い方&使い方
悠遊カードはSuicaのようなICカードです。
公共交通機関や商店で専用端末にかざすだけで支払いが完了します。
現金も店員さんとのやりとりも不要なので非常に便利です。
他、MRTの運賃が安くなる特典もあるのでぜひ利用してみましょう。
悠遊カードの基本情報(特徴やメリット)
悠遊カードの基本情報は以下のとおりです。
中国語名 | 悠遊卡(ヨウヨウカー) |
英語名 | EasyCard(イージーカード) |
値段 | 本体価格1枚100元。利用するには現金をチャージする必要あり。 |
購入場所 | コンビニ、MRT駅構内窓口など。 |
MRTでの特典 | 台北MRT20%引き、高雄MRT15%引き(桃園空港MRTは割引なし) |
バスでの特典 | お釣りが返らない心配なし。(現金払いだとお釣りが返ってこない) |
商店での特典 | 一部の店舗ではカードを専用端末にかざすだけで会計ができる。 |
台湾の悠遊カードの値段はいくら?価格はたったの100元!
悠遊カードの値段は1枚100元です。この100元はデポジットではないので返ってきません。
ただ、悠遊カードを利用すると台北MRTは20%引き、高雄MRTは15%引きになるので、悠遊カードを何度も利用することでこの100元を取り返すことができます。
具体的には、悠遊カードを利用して台北MRTに500元分乗ると、その20%の100元得することになるので、悠遊カードの値段を取り返したことになります。
よって、台北MRTに500元以上乗る人、もしくは今後も台湾旅行をして台北MRTに計500元分乗る人は、悠遊カードを買った方が金銭的にはお得ということになります。
もちろん、悠遊カードがあると乗車ごとに切符を買う必要がなくなり便利なので、台北MRTに計500元分乗らない人でも悠遊カードを買う価値は大いにあります。
台湾の悠遊カードはどこで買える?購入場所はコンビニが便利!
悠遊カードは主に以下の場所で買うことができます。
- 全国のコンビニ(7-ELEVEN、全家便利商店、萊爾富、OK超商)
- 全国のMRTの窓口、インフォメーション、券売機
- 桃園空港サービスカウンター
- 高雄国際空港サービスカウンター
- 市府転運站のサービスカウンター(台北・新北)
- 基隆バスセンター
- 統聯客運中港バスターミナル(台中)
- 朝馬バスターミナル(台中)
- 新左営駅悠遊卡カスタマーセンター(高雄)
旅行客にオススメなのは「1.全国のコンビニ」と「2.全国のMRTの窓口」です。
これらは台湾のどこにでもあるので、簡単に見つけることができます。
悠遊カード購入場所が見つかったら、あとは以下の中国語を見せればOKですよ。
我要買悠遊卡(悠遊カードを買いたいです)
枚数をきかれた場合はジェスチャーで伝えればOKです。
台湾の悠遊カードはどこで使える?MRT、鉄道、バスなどで大活躍!
悠遊カードが使える場所は以下の通りです。
- 各都市のMRT(捷運)
- 各都市のライトレール(輕軌)
- 台湾高速鉄道(高鐵)
- 台湾鉄道(台鐵)
- 各都市の市バス(公車)
- 各都市の長距離バス(客運)
- 悠遊卡マークのあるタクシー
- 大手ドリンクスタンド(comebuy、coco、清心福全ほか)
- 大手ファストフード(マクドナルド、モスバーガーほか)
- 大手スーパー(カルフール、全聯、wellcomeほか)
- 大手ドラッグストア(康是美、屈臣氏ほか)
- 大手量販店(大潤發、金興發生活百貨、小北百貨ほか)
- 大手コンビニ(7-ELEVEN、全家便利商店、萊爾富、OK超商)
簡単にまとめると、台湾のほとんどの公共交通機関やチェーン店で使うことができます。
悠遊カードが使えるお店をもっと知りたい方はこちら
悠遊カードのチャージ方法
悠遊カードは購入しただけでは使用できません。
必ず現金をチャージして使う必要があります。
旅行者が簡単に見つけることができるチャージスポットは以下の二つです。
- コンビニ
- MRT窓口
以下、それぞれのスポットでのチャージ方法を解説していきます。
1.台湾旅行中にコンビニで悠遊カードをチャージ
コンビニのレジでお願いするとチャージしてもらえます。
チャージしたい額のお金と悠遊カードを差し出して、以下の中国語を店員さんに見せてください。
我要加值(お金をチャージしたいです)
これだけでチャージ完了です。
チャージ額は任意で選べますが2泊3日ならとりあえずは200元でいいでしょう。
足りなくなったらまたチャージすればいいだけです。
2.台湾旅行中にMRT窓口で悠遊カードをチャージ
MRT各駅の窓口でもチャージすることができます。
この場合もチャージしたい額のお金と悠遊カードを差し出して、以下の中国語を駅員さんに見せてください。
我要加值(お金をチャージしたいです)
これでチャージは完了です。
台北MRTは初乗り20元なので悠遊カードを使うと16元になります。(20%引き)
一番遠い距離は65元であり悠遊カードを使うと52元になります。
この値段を元に、自分の旅行プランと照らし合わせてどのくらいチャージするか考えてみてください。
台北市内を観光するのであれば2泊3日で200〜300元のチャージで十分です。
なお、MRT駅構内にはチャージ用の端末も置いてあり、窓口にわざわざ並ばなくても自分でチャージできます。
チャージ用端末は言語を日本語に切り替えることもできるので旅行者でも気軽に使うことができます。
ここではチャージ用端末の使用方法は解説しませんが、自分で操作する自信がある方は挑戦してみてください。
悠遊カード内の残金を払い戻す方法(返金手続き)
返金額の計算方法(返金手数料について)
悠遊カード内のお金を返金することは可能ですが、カード本体の価格100元は戻ってきません。
また、返金に際し20元の返金手数料がかかってしまいます。
<悠遊カードに90元残っている場合>
残金90元 ー 手数料20元 = 返金額70元
ただし「カード購入後3ヶ月経過」「5回以上使用」のうちどちらかの条件を満たしていれば返金手数料はかかりません。
返金手続き後の制限(カードロックについて)
一度返金手続きをするとカードに制限がかかり使用もチャージもできなくなります。
返金手続後に使用したい場合は再度カードを購入する必要があるので注意してください。
返金手続きができる場所
コンビニでは返金手続きができません。
旅行者が利用しやすい返金スポットは以下の通りです。
- MRT各駅の窓口
- 長距離バス(客運)のサービスセンター
- 空港のMRTサービスカウンター(桃園、松山、高雄)
これらの場所でカードを差し出し以下の中国語を見せてば返金手続きができます。
退卡退費(カード返却及び払い戻し)
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