台湾風居酒屋の熱炒(快炒)とは?オススメのメニュー、値段、お店
台湾には「熱炒(ルーチャオ)」という飲食店があります。
熱炒は台湾風居酒屋であり、台湾料理を食べながらお酒を飲むことができます。
台湾のいたるところにあり旅行客にもとても人気のお店なんですよ。
というわけで今回は熱炒のおすすめメニュー、値段、お店の探し方などを解説していきます。
※熱炒は別名「快炒(クァイチャオ)」とも呼ばれています。
台湾風居酒屋の熱炒(快炒)のオススメメニューとお値段
熱炒は海鮮を売りにしているお店や、小籠包などの点心が多いお店など、様々な特色のお店があります。
しかしどの熱炒にも共通した定番メニューというものがあります。
よってここでは熱炒でぜひ食べていただきたいオススメメニューを紹介します。
三杯雞(醤油、酒、ごま油の鶏肉煮込み)
三杯雞は台湾を代表する家庭料理の一つで、熱炒にはほぼ必ずあります。
「三杯鶏が上手くないレストランは真の台湾料理店ではない。」と言われるほどの人気メニューであり、多くの台湾人から愛される料理です。
醤油ベースの味なので日本人でも食べやすく、味が濃いのでお酒にも合います。つまり、台湾風おつまみの代表格と言ったところでしょうか。
お店により値段は様々で、安い熱炒店なら120元前後から注文でき、高い店になると250元ほどすることが多いです。
宮保雞丁(鶏肉とピーナッツの四川風炒め)
こちらも熱炒店の定番メニューの一つです。
チキンとピーナッツを唐辛子の甘辛いソースで炒めた料理です。
これはもう言うまでもなくビールに合う料理でして、ピリッとした辛さが特徴的です。
お値段は180〜250元とお高め。チキンをたくさん使っているので仕方ないですね。
鳳梨蝦球(パイナップルとシュリンプボール)
鳳梨蝦球も熱炒店では定番のメニューの一つです。
えびのフライに甘いマヨネーズがかかっておりパイナップルが添えられています。
エビを甘くすると聞くと奇妙に聞こえますがこれが不思議と相性抜群なんです。
揚げ物なのでお酒との相性もよくついついパクパクと箸を進めてしまいます。
値段は安いところで130元ほど、高いところだと250元ほどはするでしょう。
鹽酥溪蝦(川エビの唐揚げ)
鹽酥溪蝦もほとんどの熱炒店で注文することができます。
川エビをカリッと揚げた後に、ネギやニンニクと一緒に炒めた料理です。
台湾では珍しく塩味が効いていて、胡椒のスパイスも効いています。
これも揚げ物であり味が濃いのでお酒にピッタリです。
一個一個が小さいのでパクパク食べることができます。
値段は寮にもよりますが大体150〜250元のレンジにおさまります。
蒸餃(蒸し餃子)
蒸餃は中華風の蒸し餃子です。
日本ではあまり見られないですが台湾ではポピュラーな一品です。
店によっては肉汁がたっぷり詰まっていることもあり日本人好みの味となっています。
お好みで醤油、お酢、ラー油などにつけて食べることができます。
こちらもお酒の友としては完璧なおつまみですよね。
値段は100〜200元ほどのレンジにおさまると思われます。
肉の質や量によっても値段が大きく変わるので注意が必要です。
炒飯(チャーハン)
台湾の熱炒店ではご飯ものも食べられます。
なかでもどの熱炒店でも売られており、特に日本人ウケするのがチャーハンです。
炒飯にも色々種類はありますが、ここではベーシックな「エビと卵の炒飯」をオススメします。
中華風の味付けのご飯にプリップリのエビがとてもマッチします。
これも値段は店によりバラバラですが、大体100元前後で注文することができるでしょう。
美味しいしお腹もいっぱいになります。ぜひ注文してみましょう。
炒麵(中華風の焼きそば)
炒麵もお腹をいっぱいにすることができるメニューです。
ご飯ものではなく麺が好きな人は注文してみましょう。
味付けは店により様々なのでなんとも言えません。
値段は100元前後から。
空芯菜(クウシンサイ)
台湾の熱炒店では野菜メニューも注文できます。
なかでも、どの熱炒店にもあって日本人ウケしそうなのが空芯菜です。
ご存知、空芯菜は中華料理でよく見られる中が空洞の青野菜です。
ちょっぴり塩が効いており、ニンニクの風味が食欲をそそります。
揚げ物や煮込み料理など重い料理と一緒に食べるといいでしょう。
値段は1プレート100〜130元ほど。
高すぎず安すぎずといったサイドメニューです。
蔥油餅(中華風ねぎ餅)
蔥油餅はお好み焼きやチヂミのような、小麦粉をベースとした料理です。
ネギがたくさん入っているのでネギの香りがよいです。
台湾では屋台で売られていることもあり朝食やオヤツとして食べることが多いです。
ただ、お酒との相性がいいので熱炒店でもよく食べられます。
お好み焼きやチヂミのような味が好きな方にはぜひ挑戦してほしい一品です。
値段は80〜120元前後。どのお店でもそこまで高くないはずです。
豬肉捲餅(豚肉ロール)
こちらも熱炒店でよく売られているメニューです。
上で紹介した蔥油餅のような小麦粉ベースのパリパリの皮で豚肉を包んでいます。
もちろんお店にもよりますが、醤油ベースのソースにつけたり、とろみのある甘いソースにつけたりしていただきます。
豬肉捲(豚肉ロール)以外に、牛肉捲餅(牛肉ロール)が売られていることもあります。
どちらにせよ日本人の口には合うはずですので、熱炒店で目にした際はぜひトライしてみてください。
値段は店にもよりますが100〜160元のレンジかなと思います。
銀絲卷
銀絲卷は元は中国北部の料理です。
中華風パンの中に糸状に切った生地が詰められており、ふっくらとした食感です。
店によってはこれを揚げ、練乳をつけて食べることがあります。
オヤツ感覚で味変が楽しめる台湾居酒屋の人気メニューです。
値段は50〜80元ほど。
肉も野菜も使っていないので比較的安いです。
台湾風居酒屋「熱炒(快炒)」の探し方
熱炒は台湾中のどこにでもあります。
まずはスマホのグーグルマップ機能で「熱炒」と入力してみましょう。
今いる場所のお近くの熱炒店がたくさん表示されるはずです。
その際、グーグルマップ上での評価をしっかり確認しましょう。
基本的に星が4つ以上のお店は人気店と考えていいでしょう。
もしくはタクシーの運転手さんやホテルのフロントスタッフに聞いてみるのもアリです。
這附近有您推薦的熱炒店嗎?(この近くにあなたオススメの熱炒店はありますか?)
這附近有有名的熱炒店嗎?(この近くに有名な熱炒店はありますか?)
這附近有好吃的熱炒店嗎?(この近くに美味しい熱炒店はありますか?)
このうちどれかを見せてみてください。
きっと地元で有名な美味しいお店を紹介してくれるはずです。
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