台湾旅行中にドリンクスタンドで飲料を注文する方法
日本でも人気の台湾ドリンク。
台湾で本場のドリンクを注文したい人も多いでしょう。
よって今回は自分で台湾ドリンクを注文する方法を解説します。
台湾の中国語でドリンクスタンドは「飲料店」「手搖飲料店」等と言います
台湾の中国語でドリンクスタンドは「飲料店」「手搖飲料店」と言います。
①飲料店(ドリンク店)
②手搖飲料店(シェイク式のドリンク店)
①飲料店はシンプルに「ドリンク店」という言い方です。
②手搖飲料店は「シェイク式のドリンク店」と言う意味でして、台湾のドリンクはタピオカ、シロップ、ミルク、フルーツなどを混ぜることがあり、最後に手で振る(シェイクする)のでこの名がつけられました。
①も②は呼び方の違いであり、どちらもドリンクスタンドのことを指します。
台湾のドリンクスタンドで注文する方法
台湾のドリンクスタンドで注文する際、以下4つを店員さんに伝える必要があります。
- 商品名
- サイズ
- 氷の量
- 砂糖の量
それぞれどのように伝えるか見ていきましょう。
商品名
最初に注文したい商品名を伝えます。
ドリンクスタンドでは店内やレジなど、いたるところにメニューがあります。
写真がある場合は写真を見て注文しましょう。
写真がない場合は下で説明する日本語訳を参考にしてください。
サイズ(大小、size)
台湾のドリンクのサイズは「小」「中」「大」の三つに分かれています。
中国語では「小杯」「中杯」「大杯」と書かれており、サイズを自分で選ぶことができます。
- 小杯:350cc前後
- 中杯:475~500cc
- 大杯:660~750cc
なお、スターバックには「小」はなく、中、大、特大の三種類です。
氷の量(冰度)
台湾のドリンクスタンドでは氷の量を自分で決めることができます。
氷の量は中国語で「氷度(ビンドゥ)」と言い、調節できます。
- 去冰(チュービン):0%
- 微冰(ウェイビン):30%
- 少冰(シャオビン):80%
- 正常冰(ジェンチャンビン):100%
氷の量のパーセンテージはお店によって違うかもしれません。
暑い夏の日に台湾旅行をする場合はドリンクがぬるくなりやすいです。
冷たい状態を保ちたい場合は氷多め(正常氷 or 少氷)にしておきましょう。
ただ、氷少なめ(微氷 or 去氷)にするとドリンクの量が多くなりお得です。
砂糖の量(甜度)
台湾のドリンクスタンドでは砂糖の量を自分で決めることができます。
砂糖の量は中国語で「甜度(ティエンドゥ)」と言い、調節できます。
- 無糖(ウータン):0%
- 微糖(ウェイタン):25%
- 半糖(バンタン):50%
- 少糖(シャオタン):75%
- 全糖(チュエンタン):100%
砂糖の量のパーセンテージはお店によって異なる可能性があります。
しかしどのお店でも無糖→微糖→半糖→少糖→全糖の順に多くなるのは同じです。
なお、これは私の個人的な感想ですが、日本人にとって全糖(100%)はかなり甘く感じます。
甘さにそこまでこだわりがない人は少糖以下を選ぶべきです。
ただ、酸味系のフルーツ(パッションフルーツなど)が入っているドリンクを注文した場合、全糖(100%)でないと甘さを感じにくい時があります。
そのお店の味を知っていないと調整が難しいのではっきりとしたことは言えませんが、酸っぱいドリンクを注文する時は甘さ多めの方がいいです。
お気に入りのドリンクスタンドを見つけたら、氷や砂糖の量を何度も変えながら自分好みの味を探っていくのがいいでしょう。
台湾の飲料店の中国語メニューを日本語訳したよ!
上は「50嵐」という台湾の大手ドリンクスタンドのメニューです。
台湾のドリンクスタンドのメニューは本当に種類が豊富ですから、全てを紹介することはできません。
よってここでは台湾でよく目にするドリンクを日本語訳していきます。
- 奶茶:ミルクティ
- 珍珠:タピオカ
- 珍珠奶茶:タピオカミルクティ
- 波霸:大きめのタピオカ
- 普洱茶:プーアル茶
- 烏龍茶:ウーロン茶
- 紅茶:紅茶
- 阿薩姆紅茶:アッサムティ
- 錫蘭紅茶:セイロンティ
- 綠茶:緑茶
- 奶綠:緑茶+ミルク
- 茉莉花茶:ジャスミンティ
- 拿鐵:ラテ
- 咖啡:コーヒー
- 巧克力:チョコレート
- 可可:ココア
- 冰沙:シャーベット
- 歐蕾:オレ
- 養樂多:ヤクルト
- 多多綠:ヤクルト+緑茶
- 鮮果茶:フルーツ茶
- 水果茶:フルーツ茶
- 檸檬:レモン
- 芒果:マンゴー
- 百香果:パッションフルーツ
- 鳳梨:パイナップル
- 仙草奶凍:仙草ゼリーミルク
- 冬瓜茶:冬瓜茶
- 奶蓋:ミルククリームで飲料をカバーしたもの
- 布丁:プリン
とりあえずこれくらい翻訳するば大丈夫です。
また台湾でよく目にするメニューを思い出したらここに日本語訳を追加していきます。
台湾にはどんなドリンクスタンドがある?
最後に台湾のドリンクスタンドを五つ紹介します。
台湾には無数の飲料店がありますが、ここでは店舗数が特に多い5つをピックアップしています。
50嵐(ウーシーラン)
50嵐は台湾の大手ドリンクスタンドであり、台湾全土に500店舗以上を構えています。
特に人気のメニューが珍珠奶茶や波霸紅茶拿鐵などです。
どの街にも店舗があり味も安定していることから、台湾人に大人気のお店です。
日本では「KOI The(コイティ)」という名前で知られています。
COCO都可(ココ)
店名は「COCO都可」ですが、台湾では皆「ココ」と呼んでいます。
COCO都可は世界に4000店舗あり、日本も東京を中心に店舗数を増やしているので知っている方も多いはずです。
冰沙(シャーベット)や奶蓋(ミルククリームカバー)のようなデザート風メニューが豊富です。
COME BUY(カムバイ)
COME BUY(カムバイ)は2002年に創業したドリンクスタンドです。
現在は欧米、日本、韓国、香港などにも店舗があり、国際的な大企業へと成長を遂げています。
珍珠奶茶が人気なだけでなく、桃やパッションフルーツなどの爽やかなフレーバーのお茶も人気です。
Mr.Wish(ミスターウィッシュ)
こちらも台湾全土に展開する大手のドリンクスタンドです。
フルーツ系統のドリンクを多く揃えており、台湾人に人気のタロイモを使用したドリンクも提供しています。
清心福全(チンシンフーチュエン)
清心福全は1987年に台南市で営業を開始した老舗の飲料店です。
しかし海外店舗数は少なく、未だに中国大陸に進出しているのみです。
珍珠奶茶(タピオカミルクティ)のようなベーシックな飲料だけでなく、仙草奶凍(仙草ゼリーミルク)のような台湾らしい飲料も取り揃えています。
具材がたくさん入っておりお得感満載なドリンクスタンドとしても知られています。
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