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台湾の火鍋の食べ方(たれ、調味料)や注文方法を解説。日式鍋とは?

台湾の火鍋の食べ方(たれ、調味料)や注文方法を解説。日式鍋とは?
台湾の火鍋が食べてみたいけど、タレとか薬味の種類が多くて食べ方が分からない…

最近、日本でも台湾風の火鍋が流行ってます。

ただ、台湾の火鍋はタレや薬味の種類が多く、食べ方が分かりにくいですよね。

また、台湾には麻辣火鍋のような特別な鍋もあり、食べ方が複雑に感じるでしょう。

よって今回は台湾の火鍋の食べ方や種類を解説していきます。

この記事を読めばあなたも火鍋通になれるかも・・・!?

目次

台湾の火鍋の食べ方(タレや調味料)と注文方法

台湾の火鍋の食べ方(タレや調味料の説明)

台湾の火鍋の食べ方(タレや調味料の説明)

台湾の火鍋は「スープ(鍋本体)」「野菜」「ご飯」「肉」の四パートに分かれており、それぞれ変更できます。

例えば、スープをクリーム鍋にしたり、ピリ辛鍋にしたり、漢方たくさんの薬膳鍋にでき、肉も豚肉、牛肉、鶏肉、海鮮などから選ぶことができます。ご飯に関しても、インスタント麺やうどんに変更できます。

スープ、ご飯、肉などをどのように変更するかを注文時に細かく指定できます。基本的にメニューは中国語で書かれてますが、お店によっては英語や日本語のメニューがあります。言語面が心配な方は英語や日本語のメニューがある店をあらかじめ探しておきましょう。

※スープの種類については当記事の下の方で解説します。

台湾の火鍋の食べ方(タレや調味料の説明)

台湾の火鍋の食べ方(タレや調味料の説明)

台湾の火鍋はタレも変更できます。

上の画像のように、タレはセルフサービスになっていることが多いです。

食べ方は自由で、好きなタレを小皿に入れて、野菜や肉につけて食べます。

基本的な組み合わせは、ねぎ、玉ねぎ、沙茶醬、おろしニンニク、醤油です。

人によってはお好みで唐辛子を混ぜることもあります。

なお、豆腐乳、椒麻醬、沙茶醬あたりは日本人に馴染みのないタレです。

豆腐乳は豆腐に麹をつけ、塩水中で発酵させた中国食品です。

癖が強いチーズのような濃厚な味わいで、コクがすごいです。

椒麻醬は山椒と唐辛子がたっぷり入った痺れる辛さのタレです。

辛いものが好きな人にはぜひ挑戦していただきたい一品です。

沙茶醬は大豆油、にんにく、エシャロット、唐辛子、ブリル 、干しエビなどを原料とするタレです。

日本にはない特殊な味がしますが、とっても美味しいのでぜひ食べてみてほしいです。

このように、台湾の火鍋店には日本にない調味料もたくさん置いてあります。

食べる時にちょっと勇気がいるかも知れませんが、旅の思い出としてぜひ食べてみましょう。

台湾の火鍋のスープにはどんな種類がある?

台湾の火鍋には様々な種類のスープがあります。

ここではその一部を紹介していこうと思います。

昆布だし

昆布だし

昆布だし

昆布だしは台湾で最も一般的な火鍋スープです。

お店によっては「日式昆布(日本風昆布だし)」などと日本を強調していることもあります。

複雑な材料は使っておらず、昆布で出汁をとったシンプルな味になっています。

シンプルなのでどんなタレにも合わせることができ、タレの味を最大限に楽しむことができます。

昆布だしは一番基本的なスープなので、基本的には追加料金はありません。

麻辣火鍋(マーラーフオグオ)

麻辣火鍋(マーラー火鍋)

麻辣火鍋(マーラーフオグオ)

麻辣火鍋(マーラーフオグオ)は山椒、唐辛子、複数の漢方などを煮込んだ辛いお鍋です。

通常は豆腐や鴨血(鴨の血を固めたもの)をたくさん入れて食べます。

上の写真の黒っぽい固まりが鴨血です。

表面はプルプルしていて、噛むとプチっと弾けます。

最初は慣れないでしょうが、慣れるとハマっちゃうほど美味しいです。

酸菜白肉鍋(スアンツァイバイローグオ)

酸菜白肉鍋

酸菜白肉鍋(スアンツァイバイローグオ)

酸菜白肉鍋(スアンツァイバイローグオ)は元々は中国東北地方の鍋料理です。

現在は台湾中のレストランや家庭で食べられるほど普及しています。

酸菜白肉鍋は酢漬けした白菜と豚肉をベースに出汁をとっています。

酸味が効いており、さっぱりとした味わいが特徴的です。

ちなみに、写真は麻辣火鍋とのセットでございます。

酸菜白肉鍋は味わいがさっぱりしているので、辛口の麻辣火鍋と一緒に食べることが多いです。

もちろん、酸菜白肉鍋を単独で食べることもあります。

薬膳鍋(中国漢方のお鍋)

薬膳鍋(中国漢方のお鍋)

薬膳鍋(中国漢方のお鍋)

薬膳鍋は中国漢方で煮込んだお鍋です。

一般的には以下の漢方が使われることが多いです。

  • 枸杞/クコの実(写真の小さな赤い実)
  • 紅棗/赤ナツメ(写真の大きな赤い実)
  • 當歸/トウキ(ごぼうのようなスライス状の茎)

これらの漢方でお鍋を煮込むと、自然な甘みが出汁として出てきます。

このスープを飲むと体が温まり、冬に食べるには本当にぴったりです。

日本ではあまり口にすることがない味なので、ぜひ一度トライしてみましょう!

牛奶鍋(ミルク鍋)

牛奶鍋(ミルク鍋)

牛奶鍋(ミルク鍋)

牛奶鍋は、その名の通りクリーミーなミルクの鍋です。

台湾ではポピュラーな味であり、多くの火鍋屋さんで目にすることができます。

日本でいう豆乳鍋のような滑らかさがあり、とっても美味しいお鍋となっています。

泰式酸辣火鍋(タイ風トムヤム鍋)

泰式酸辣火鍋(タイ風トムヤム鍋)

泰式酸辣火鍋(タイ風トムヤム鍋)

これはかなり特殊な例ですが、お店によってはトムヤムクン味の鍋もあります。

台湾でも東南アジア料理は大人気で、多くの人がタイ料理風の味付けを好みます。

これは、そんな台湾人の好みに合わせて誕生したニュースタイルの台湾火鍋と言えるでしょう。

沙茶火鍋(シャーチャーフオグオ)

沙茶火鍋(シャーチャーフオグオ)

沙茶火鍋(シャーチャーフオグオ)

沙茶火鍋と呼ばれるタイプの火鍋もあります。

お鍋自体は魚で出汁をとっているのですが、タレはたっぷりと沙茶醬を使うのが特徴です。

よく見られるタイプのお鍋ではないですが、これも台湾人に大人気の味です。

日式火鍋って何?

日式火鍋って何?

日式火鍋って何?

台湾の街を歩いていると、たまに「日式」と書かれた火鍋屋さんを見かけることがあります。

「日式」とは、そう、「日本風」という意味です。

ただ、これは台湾人向けの宣伝文句であり、決して日本の鍋料理を提供しているわけではありません。

こうした「日式」のお店も、ほとんどが上で紹介したような台湾風の火鍋を提供するお店になります。

本格的な日本のお鍋(すき焼き、石狩鍋、ちゃんこ鍋)はもっと高い料金を払わないといけないはずです。

ですので台湾の街中で「日式火鍋」という文字を見ても、日本の鍋料理を想像しないようにしましょう。

ほとんが台湾風の火鍋のはずです。

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