台湾旅行のベストシーズンはいつ?費用、気候、食べ物が最高の季節
せっかく台湾旅行をするならベストな季節に行きたいですよね。
何も知らずに予約すると、チケットが高かったり、台風が来たり、美味しいフルーツがないということもありえます。
ここでは旅費/気候/食べ物などの項目に分けて台湾旅行のベストシーズンについて考えていきます。
記事の最後では【台湾旅行のベストシーズンは10〜12月】と結論を出していますので、ぜひ参考にしてみてください。
台湾のベストシーズンを【旅費】で判断
台湾旅行にも費用が高い時期と安い時期があります。
高い時期 |
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安い時期 |
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連休時は旅行する人が増えるので旅費が高くなります。
航空券は往復で4〜6万円ということもありますし、下手すればそれ以上になることもあります。
連休がない時期は旅行する人が減るので旅費が安くなります。
航空券は往復で2万円代であり、運が良ければ更に安いセールチケットを買うことも可能です。
旅費を安くしたいのであれば、連休がない時期を選ぼう。
GWや年末年始は高くなってしまい、連休がない2月下旬〜3月、6月、10〜12月は安くなる。
台湾のベストシーズンを【気候】で判断
台湾は日本のように四季があり、南北に長いため北と南で全然気候が違います。
台湾は大きくないですが、気候の変化が激しいです。
何も知らずに旅行したら「なんでずっと雨降ってるの?」ということになりかねません。
この項目で台湾の気候についてしっかり予習しておきましょう。
台湾の春(3月〜5月)
朝晩は涼しいですが日中は30度近くなります。温度差が激しいので風邪をひきやすいです。
台北は雨が降ることが多く、一度降ると何日もずっと降っています。
高雄は4月ごろから1日30分ほどのスコールが降るようになります。
突然の出来事であり降水量が多いので、カメラやPCが濡れないように注意してください。
台北の気温:15℃〜29℃
高雄の気温:17℃〜31℃
台湾の梅雨(5月〜6月)
台湾は日本より南に位置しているので日本よりも2〜3週間ほど梅雨が早いです。
梅雨の時期は台湾全土で雨量が増えほとんど毎日のように大雨が降っています。
そのぶん気温は下がるのですが湿気が高いのでジメッとした暑さになります。
革製品やカメラやPCなど濡れてはいけないものに注意してください。
台北の気温:21℃〜32℃
高雄の気温:23℃〜33℃
台湾の夏(6月〜9月)
6月になって梅雨が終わるといよいよ本格的に夏になります。
気温は毎日のように30℃を超えて熱射病のリスクが高まります。
7月になるとさらに気温が高まります。
日中に外に出るのはオススメできません。博物館のような施設内を観光するようにしましょう。
8月、9月も同じような気温ですが、台風の数が増えます。
運が悪いと旅行日と台風がかぶることもありますので、旅行計画時に台風リスクは頭に入れておきましょう。
台北の気温:24℃〜35℃
高雄の気温:25℃〜35℃
台湾の秋(10月〜11月)
春と同じで朝晩は涼しいですが日中は暑いです。
また、数は減りますが台風が来ることもあります。
台北の気温:18℃〜28℃
高雄の気温:19℃〜31℃
台湾の冬(12月〜2月)
日本ほど寒くなく旅行がしやすいシーズンです。
とはいえ寒波が来ると夜は気温が5℃前後になることもあります。
暖かい上着は1着は持って行った方がいいでしょう。
台北は何週間も雨が降ることがあります。高雄はあまり雨が降らないので安心してください。
台北の気温:13℃〜19℃
高雄の気温:14℃〜24℃
台湾のベストシーズンを【食べ物】で判断
台湾旅行をする目的の一つとして、美味しいグルメが味わいたいというものがあるでしょう。
台湾ではマンゴーのような南国フルーツ、本場台湾料理などが楽しめます。
どの季節に行けば旬のものが食べられるのでしょうか?
以下で詳細を見ていきましょう。
台湾の南国フルーツはいつ食べられる?
南国フルーツ目当てで台湾旅行をする場合は以下の表を参考にしてください。
季節 | 台湾フルーツ/中国語名(食べられる時期) |
---|---|
夏季 | スイカ/西瓜(4~8月) ライチ/荔枝(5~8月) マンゴー/芒果(5~9月) 龍眼/龍眼(7~9月) パッションフルーツ/百香果(7~9月) ドラゴンフルーツ/火龍果(6~11月) 釈迦頭/釋迦(7〜1月) |
秋季 | ドラゴンフルーツ/火龍果(6~11月) 文旦/文旦(9~10月) 洛神/洛神(9~11月) 釈迦頭/釋迦(7〜1月) |
冬季 | レンブ/蓮霧(11~6月) なつめ/棗子(12~2月) 釈迦頭/釋迦(7〜1月) |
年中 | バナナ/香蕉 グァバ/芭樂 パパイヤ/木瓜 スターフルーツ/楊桃 パイナップル/鳳梨 |
夏になるとスーパーや市場で簡単にマンゴーが手に入るようになります。
写真のものは1斤(600g)で59元です。
もちろん冬でもマンゴーを食べることができますが、そのほとんどが冷凍ものです。
夏の旬のマンゴーと比べると味は格段に落ちてしまいます。
旬の絶品マンゴーが食べたい人は夏に台湾旅行をするべきでしょう。
台湾フルーツは夏から秋にかけてが美味しい!
日本人に人気のマンゴーも5〜9月がシーズンです!
台湾の鍋料理はいつ食べられる?
台湾には美味しい鍋料理がいくつもあります。
最近は日本でも火鍋屋さんが増えているので台湾の鍋料理をご存知の方もいることでしょう。
基本的に台湾の鍋料理は一年中食べることができます。
夏でも冬でもメニューが変わることなく、夏でも麻辣火鍋のような唐辛子いっぱいの鍋料理を食べることができます。
ただし「薑母鴨」と呼ばれる生姜と鴨肉のお鍋は冬しか食べることができません。
一般的に夏の間は薑母鴨の店は閉まっているので注意しましょう。
台湾の鍋料理はいつでも食べられる。
しかし、薑母鴨だけは冬季しか食べられません。
台湾の海鮮料理はいつ食べられる?
台湾には美味しい海鮮料理もあります。
オアチェン(蚵仔煎)という牡蠣のオムレツや、シャージュエン(蝦卷)というエビロールは有名ですよね。
これらの料理に関しては、食べられないシーズンや旬のシーズンなどはありません。
一年中を通して美味しくいただけるので安心してください。
台湾の海鮮料理は一年中食べることができます。
台湾のベストシーズンを【イベント】で判断
イベント目的で台湾旅行をするという人もいるでしょう。
ここでは台湾の有名なイベントを記載しておきました。
台北101のカウントダウン花火大会(12月31日)
大晦日の一大イベントです。
台北101にて花火の打ち上げが行われて非常に盛り上がります。
しかし現地は人が多くトイレに行くことも難しいほど混雑します。
元宵節のランタンフェスティバル(2月)
台湾の祭日・元宵節には台湾各地でランタンフェスティバルが開催されます。
様々なアーティストがランタンを作り、観光客はそれを鑑賞して楽しむことができます。
元宵節の台南鹽水蜂炮(2月)
台南のあるお寺では元宵節に爆竹を使った危ないイベントが行われます。
フルフェイスのヘルメットで参加しないと危険なほどであり、とても刺激的なイベントとして知られています。
端午節のドラゴンボート大会(6月)
この時期になると台湾中でドラゴンボートの大会が行われます。
ボートの競争以外にも、屋台グルメを楽しむこともできます。
澎湖花火大会(4月末〜6月末)
澎湖で行われる有名な花火大会です。
この時期は澎湖のシーズンということもあり、国内外からの観光客で賑わいます。
台湾美食展(8月)
台北世貿一館(台北市信義區信義路五段5號)にて台湾中のグルメを紹介するイベントが開催されます。
簡単に行けない地方の有名レストランも参加するなどし、興味深いイベントとなります。
【結論】台湾旅行のベストシーズンは10月、11月、12月
旅費と気候を考えると、10月〜12月が台湾旅行のベストシーズンと言えます。
しかしこの時期には新鮮マンゴーが食べられないので、マンゴーを重視する人は夏に旅行しましょう。
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